【長距離・6~7人家族向き】トヨタ・ヴェルファイアは広くて快適!
最上級ミニバンが19.4km/Lの低燃費を実現♪価格の高さが残念なポイント。
ボディが大きく、室内も広々なので6~7人の大家族におすすめのミニバンです。
普段から3列目を使用する大家族には、ヴェルファイアのような3列目が広々のミニバンが使いやすいですよ。
7人乗りのウォークスルーできるモデルを選ぶと3列目への移動がしやすいです。
価格 HV価格 | 燃費 WLTC | 2021 人気 | 馬力 HV馬力 | 室内広さ 荷室広さ | 操作性 安全性 |
352万 454万 | 10.8 14.8 | 9位 | 182/301 197馬力 | ||
※1~3位・・・◎、4~6位・・・○、7~8位・・・△、9~10位・・・×。
※人気ランキングは、ガソリン車とハイブリッド車の合計で順位を決定しています。
メリット・デメリット(欠点)まとめ
- 近づくだけでパワースライドドアが自動開錠&オープン(要設定)
- 旧モデルには無かったハイブリッドモデルに8人乗り登場
- 助手席スーパーロングスライドが世界初の最大1,160mm
- 3列目シートの床下にも148Lの収納スペースを確保
- ハイブリッド車は19.4km/Lの低燃費を実現
- 3列目の広さを確保するために荷室が若干狭い
- とにかく値段が高く335万円からなのが残念
- ボディが大きく、小回りが利かないので運転が難しい
ヴェルファイア(HV)のメリット
ハイパワーに刷新されたエンジンと4WDシステム
旧モデルでは直列4気筒エンジンは2.4Lでしたが、新型モデルでは2.5Lへと刷新されました。
2.5L 2AR-FXEエンジンは最高出力112kw(152ps)でモーターと合わせたシステム最高出力は145kw(197ps)です。
ハイブリッドモデルの駆動方式は後輪を電気式システムE-Fourで駆動する4WDのみで2WDはありません。
このリダクション機能付きのTHS-II+E-FourエンジンはレクサスNXやハリアーにも搭載されているものとほぼ同様のシステムです。
リヤモーターはフロントモーターとは独立し、後輪を自在に駆動させ高電圧・高回転化しました。
ハイブリッドシステムで実現した低燃費
旧モデルの燃費は16.2~17km/Lでしたが、新型モデルでは18.4~19.4km/Lと燃費性能も向上しています。
エンジンにアトキンソンサイクル、クールドEGR(排出ガス再循環)システムなどの採用により高い燃焼効率を実現しています。
その他パワー密度の高いニッケル水素バッテリーを採用やモーターやジェネレーターを組み合わせて最適に制御するハイブリッドトランスアクスル(6速シーケンシャルシフトマチック)により伝達効率を高めて低燃費化を図りました。
迫力ボディとヴェルファイアの柔軟なカスタマイズ性
ヴェルファイアとアルファードの価格、性能や仕様はほとんど同じで、違う点といえばデザインになります。
トヨタの公式サイトによればアルファードは「豪華・勇壮」を、ヴェルファイアは「大胆・不敵」をテーマにしています。
どちらかといえばヴェルファイアは20代~30代前半の若手が主な購入層で、アルファードは年代を問わず幅広く好まれています。
ヴェルファイアが若手層に人気なのは、エアロパーツなどを自分で購入して個性的にカスタマイズができる点も魅力で、販売台数もヴェルファイアの方が若干多くなっています。
新型ではアルファードもフロント部分のデザインを刷新し、インパクトのある細かな格子状のメッキグリルを配置しています。
標準ボディの他エアロボディなどのモデルも選択可能で、バンパーをワイドにしてより迫力あるデザインとなりました。
また16色から選べるLEDルーフカラーイルミネーションを全車に標準装備するなど、エクステリアだけでなくインテリアも進化しています。
HV車は選べる2つのエコモード
ハイブリッド車全車に標準装備された「ハイブリッドシステムインジケーター」によって自然と環境に配慮した走りができます。
ハイブリッドシステムの出力やチャージの状態がインジケーターにリアルタイムで表示されます。
またEVドライブモードとエコドライブモードの2つのエコモードが選べます。
モーターのみで静かに走行でき、早朝や深夜などエンジン音が気になるときやガレージへの出し入れで排出ガスを抑えたいときはたEVドライブモード、アクセル操作に対する駆動力を穏やかにし、エアコンの効き具合を抑えるなど、環境・燃費に配慮した運転をしたいときはエコドライブモードとシーンにあわせて使い分けができます。
もちろんアルファードHV・ヴェルファイアHVは100%エコカー現在対象です。
最上級モデルExecutive Lounge(エグゼクティブ・ラウンジ)
ヴェルファイアHVの最上級モデル「Executive Lounge(エグゼクティブ・ラウンジ)」は価格も7,036,691円となりますが、売れ行きも好調な人気グレードです。
通常シートをさらに100mm拡幅してよりゆったりとしただけなく、全席本革シート、高級感あるウッドとメタルを組み合わせた豪華な内装は後部シートをファーストクラスの乗り心地へと変えています。
ファミリーユースに求められる居住性や便利性に+アルファの高級感を加えた仕様となっています。
ヴェルファイア(HV)のデメリット
ガソリン車は燃費11.6km/L
ヴェルファイアのガソリン車は、燃費が最大11.6km/Lと残念な数値となっています。
カタログ値でこの数値なので街乗りで利用すると下手をしたら5km/L程度の燃費になるかもしれません。
車両価格335万円からでオプションも高額
車両本体も335円万円からと高額ですが、オプションもそれなりの値段となってしまいます。
駐車のアシストに便利なインテリジェントパーキングアシスト2を使うにしてもメーカーオプションのSDナビゲーション&JBLプレミアムサウンドシステムを導入しなければならず、その価格だけでも50万円以上します。
上級クラスのミニバンである以上、スピーカー等も高級クラスの設備となってしまうので価格もそれに見合ったものとなるでしょう。
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