オデッセイ HYBRID ABSOLUTEの口コミ評価
【オプション】Honda SENSING
【値引き】15万円
【購入時期】28年6月
【家族構成】独身
オデッセイ・ハイブリッドを買いました
これまで乗ってきた車種は、エルグランドやハイエース、直近であれば三菱デリカD:5といった大型クラスのミニバンでした。
理由はスノーボードを主にキャンプなどアウトドアが趣味という事もあり、大勢乗車できるという事と沢山の荷物を積めるといった理由からです。
ただし気になったのが、車両が大きいだけに坂道など大人数乗車している時にはスムーズな加速は乏しく、さらには燃費が良くないといった事です。
そんな時に出会ったのがオデッセイハイブリッドです。試乗してみましたが低い車高とスポーツカーの様な加速はミニバンを感じさせない新鮮な感覚でした。
又、車検も近づいていたのでこのタイミングで買替える事にしました。
オデッセイハイブリッドの使い勝手
電動スライドドアの評価
オデッセイハイブリッドは、リア両側ともに標準仕様で電動スライドドアとなっている事は嬉しいです。
ミニバンになるとスライドドアは結構重たいですので、電動タイプは外せません。又、この車種のスライドドアは指先ひとつで簡単に開ける事が出来るくらい軽い操作性が特徴です。
2列目ウォークスルーの評価
室内空間では、7人乗りはでは2列目が左右分離のシートとなっていますので、2から3列目のウォークスルーは容易です。
ただし室内高はエルグランドなど他のミニバンに比べて低く感じます。
3列目の広さ評価
3列目シートは定員3名となっていますが、座れなくもないのですが窮屈といえますので、大人ですと2名が限界だと思います。
横幅に関しては3名乗車できますので余裕はあります。
又、座り心地に関してはクッション性は柔らかく、それでいてシートに厚みを感じます。
なお、それぞれ独立してリクライニングする事が出来るのも特徴です。
ただし背面シートの厚みはそれ程厚くはありません。そして足元空間は、2列目を引き下げても割と余裕はありますので窮屈感はないと思います。
ミニバンの中では3列目のシートのつくりは上位クラスな出来ともいえますので、2名の乗車であればロングドライブも快適な乗り心地かと思います。
荷室(トランク)の評価
3列目シートを使用時のラゲッジスぺースは、奥行きはそれ程広くはありませんが、深さが割とありますので、スーツケースなどの大型カバンも楽々積み込めます。
なお、深さのおかげで、走行時の荷物の散乱を防ぐ事が出来るのも特徴です。
そして3列目の収納方法は床下収納スタイルを採用していますので、横幅が狭くならなくて荷室がとてもすっきりします。
もちろん荷室フロアはフラットになりますので、大きな荷物も有効に積む事が出来ます。
そのまま荷物の収納スペースになります。なお3列目のシートアレンジでは、背もたれの中央を前方に倒す事ができますので左右独立タイプの感じで使える事がポイントです。
ただし、前後に調整できるスライド機能は装備されておらず固定式となっているのが競合車と比較してマイナスな点です。
オデッセイハイブリッドの評価(気に入っている点)
外観の評価
エクステリアでは、オデッセイハイブリッドのミニバンらしくなスポーティーなスタイルがとても気に入っています。
特にダーククロームメッキ調を採用しているフロントグリルと、シャープな印象のヘッドライトデザインは、より一層スポーティー感を演出していると思います。
又、サイドに関しては窓枠周囲やサイドドア下部にメッキ調モールを採用するなど高級感を演出しています。
さらには後方部デザインでは、専用のリヤコンビネーションランプは夜間点灯した時の鮮やかなLEDライトは一目でオデッセイと分かる特徴のあるデザインとなっています。
内装の評価
次に内装に関しては、シートは中央部分にファブリック、サイドの部分にプライムスムースを使用した黒を基調とした高級感のあるデザインになっています。
又、シートは厚みがあってクッション性が高く座り心地はとても快適です。
特に特徴のあるのが2列目シートです。
プレミアムクレードルシートと呼ばれ座った瞬間に包み込む様なホールド感は他にはない感覚を覚えます。
さらにはロングスライド機能によってゆったりとした足元空間とオットマンも備え付けられていますので、まさにファーストクラスのドライブを楽しむ事ができます。
実燃費は17~20km/L程度
そしてエンジン性能については、アコードハイブリッドの2モーターハイブリッドシステムのSPORT HYBRID i-MMDが採用されており、ABSOLUTE・Honda SENSINGでJC08モード燃費で25.2km/Lと高い燃費性を誇ります。
なお、実燃費では約17km/Lから良い時で20km/Lと良好な燃費だと思います。
又、気になる加速性については、軽くアクセルを踏み込むだけでスムーズにかつ力強い加速を体感する事が出来ます。
特に高速道路での合流時や登坂など、スムーズな加速で快適に走行する事が出来ます。
オデッセイハイブリッドの評価(残念な点)
オデッセイハイブリッドの不満な点といえば、車高が低い分運転時の眺めが悪いという事です。
特に渋滞時などでは、車高の高いミニバンに比べて先の方が見えにくいのが難点です。
又、最小回転半径は5.4mとクラストップの小回り性能となっていますが、フロント部分が長く感じる為に少々運転しづらい事があります。
ただしこのあたりは慣れてこれば問題ない範囲です。そして最も気になるのが販売価格です。
ABSOLUTE・Honda SENSING7人乗りで約390万円、そして安全装備のSENSINGを追加すれば400万円を超えます。
そしてディーラーオプションを付けていくと総額で450万円は超えてしまいました。
それでいて値引きに関しては大きな額を引き出す事は出来ませんでしたので、予算を少し追加して他車の上位モデルを購入しても良いのではないかと悩みました。
このあたりが少し不満な点といえます。
オデッセイハイブリッドはどんな人におすすめ?
オデッセイハイブリッドは、広い室内とそれでいてスポーティーな心地よい走りを求める方、さらにはトップクラスに引けを取らない燃費性能がありますので、快適、燃費、走行を求める方に特におすすめな車種といえます。