BMW「2シリーズ グランツアラー」の良い点・欠点|3列シート、ガソリン&ディーゼル
2018/09/04
新型BMW 2シリーズグランツアラーは、2015年6月に日本で発売が開始された新型車になります。
2014年2月に日本で既に発売が開始されていたアクティブツアラーをベースにホイールベースを110mm伸ばした事で、全長を210mm・全高を95mm拡大させています。BMWの3列シート車は珍しく、X5に次いで2例目となります。
ラインナップはガソリン・ディーゼル仕様と2モデル展開で、ガソリン車には1.5L・2.0Lのエンジンを用意しており、車輌本体価格はガソリン車が368万円~464万円・ディーゼル仕様が389万円~437万円の価格設定になります。
燃費面では、ガソリン車でJC08モード16.5km/L・ディーゼル車で21.3km/Lと輸入車では抜群の燃費水準とコストパフォーマンスにも優れた1台となっています。
2シリーズ グランツアラーのおすすめポイント
①ガソリン車16.5km/L・ディーゼル車で21.3km/Lと輸入車と思えない低燃費。
ブレーキエネルギー回生システム&エンジンオートスタート・ストップシステムを採用したBMW 2シリーズ グランツアラーは、ガソリン車でJC08モード16.5km/L・ディーゼル車で21.3km/Lと圧倒的な数値を誇っています。
国産ミニバンでライバル車にあたるアルファードと比較してみると、ガソリン車が11.6km/L・ハイブリッド車が19.4km/Lとかなりの差がついています。
コスト面を重視するなら、燃料費も安くガソリン車に+20万円程度の389万円~で買えるディーゼル仕様が特におススメです。
②ディーゼル車は150馬力・33.7kgmとかなりパワフルなスペックでおススメ。
218iに直列3気筒、218d・220iに直列4気筒ツインターボを搭載した新型BMW 2シリーズ グランツアラーは、ガソリン車で最高出力は136馬力・最大トルクは22.4kgm、ディーゼル車で150馬力・33.7kgmとパワフルなスペックとなっています。
輸入車ミニバンでライバル車にあたるトゥーランと比較してみるとガソリン車で最高出力は150馬力・最大トルクは25.5kgmとなっており、ガソリン車ではやや負けていますが、ディーゼル仕様は馬力は同等・トルクでは圧倒しています。
走りを楽しみたいなら低速域から力強い走行性能を発揮するディーゼル仕様がおススメです。
③BMW SOSコールなど高級車などにも搭載されるサービスが充実。
新型BMW 2シリーズ グランツアラーは、事故の際に自動的にSOSコールをしてくれるBMW SOSコール・情報収集にかかせないBMW コネクテッドドライブサービス・365日24時間サポートしてくれるBMW ドライバーサポートデスクなどのサービスが備わっています。
まるで高級車のようなドライバーをサポートしてくれる装備が充実しており、特別な車である事を認識させてくれます。追加の費用もかからないので、購入時に付けておきたいオプションになります。
④ドライビングアシスト・ドライビングアシストプラスを備えており、先進の安全装備も完備。
新型BMW 2シリーズ グランツアラーは、レーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ(歩行者検知機能付)などをセットにしたドライビングアシスト・ドライビングアシストプラスを備えています。国産ミニバンではこれらの機能は当たり前ですが、輸入車ミニバンではまだまだ搭載されていない車種も多く、安全面ではかなり評価出来ます。
この他にも人間工学に基づき最適な運転環境を実現したiDrive ナビゲーションシステム、夜間や日中の悪天候の中でも優れた視認性を提供するLED ヘッドライトなども標準装備されており、ドライバーをサポートしてくれる装備が充実しています。
2シリーズ グランツアラーの欠点(デメリット)
①スライドドア非採用で、乗降性&使い勝手の面で国産ミニバンに劣る。
2列目のドアにヒンジドアを採用したBMW 2シリーズ グランツアラーは、アルファードなどの国産のミニバンでは標準装備が当たり前になりつつあるスライドドアは搭載されていません。
日本の狭い道路事情を考慮すると、ヒンジドドアでは使い勝手の面で劣ります。
また2列目のドアを開けた時の開口幅が狭く、かつフロアも高めになっており、乗降性もあまり良くありません。
ファミリー向けのミニバンなのに、乗降性・使い勝手の面で劣るのは、マイナスポイントです。
②3列目シートは大人の男性だと体育座りのような格好になり、長距離はつらい。
全長4570mm×全幅1800mm×全高1640mmのBMW 2シリーズ グランツアラーは、アクティブ ツアラーに比べて全長が220mm・全高が90mm大きく、室内の居住性&ラゲッジ容量もアップしています。
しかし国産ミニバンでライバル車であるアルファードとでは、全長345mm・全幅50mm・全高240mmも差があります。
幅はそこまで変わりませんが、全長・全高の差が大きく、室内の居住性ではかなり違っています。
特に3列目では、アルファードは大人の男性が乗っても足元・頭上の空間は余裕がありますが、グランツアラーは体育座りのような格好になってしまいます。
3列シートを使用する機会が多い方には、ちょっと厳しいかもしれません。
中古車は、壊れるの不安ですか?
修理歴チェック済み・100日返品保証(有料)・最長10年保証(有料)で
安心なのはガリバーだけでした。
↓↓↓
買わなくてOK!
非公開在庫をたっぷりチェック